一番がいい!!




頬を染めながらセンパイのよさを語る柳澤くんの顔は、恋する乙女のように甘かった。





柳澤くん…

残念ながら、私とあなたは敵同士ということがわかった以上、戦うしかないんです…




「センパイは私のものだから、

絶対手を出さないでね!」




柳澤くんの顔が、曇る。



「私は、静香センパイを追いかけてここまで来たの。

一目惚れだなんて、中途半端な気持ちの人になんて譲るつもりないから!」




静香センパイのことを何も知らないのに好きだって?



センパイの横に居ていいのは、私が認めた人だけなんだから!



顔だけで好きになる人なんて、絶対ダメ!



そーだよ!



さっき、私が一目惚れしちゃったのは、勘違いなんだから!!




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