一番がいい!!





「中途半端な気持ちってなんだよ!」


ドン!!!


後ろの壁が殴られる。


怒りが込められた強い口調で言われて、口を閉ざす。





「オレは、本気でセンパイが好きなんだよ!

センパイはオマエのものなわけねぇだろ!

勝手に追いかけてきただけじゃねぇか!」


怒りを露わにぶつけてきた。


叫び声が保健室に響く。






怖い…



怖いけど…




ここは絶対に引けない!


拳をギュッと握りして



「そーですよ!

私の勝手ですよ!


でも、追いかけて来たからには、

私がセンパイに、へんなムシが付かないように守るの!



センパイにふさわしい王子様に出会うまでは!」





「… 王子様ね…」


さっきの勢いはどこへやら…

急に、目を細め苦い顔をする柳澤くん。





チャンス!!





「あなたみたいな、見た目だけはいいけど、口の悪い人になんて、 センパイにはふさわしくないから!



てかキャラ変わってるよね?


最初、『ボク』って言ってなかった?


口が悪いだけじゃなくて、裏の顔があるなんてもってのほかですから!


本能わかるって何よ!

エロい目で見るのもやめて!


それだけでセンパイが汚れるから!


絶対にセンパイに近づかないで!」




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