死んでもずっと友達だよ
「和也も見たよね、夏希のグループチャットのメッセージを。

夏希は私を妬んでいるの。

夏希の嫉妬が、殺意に変わって、私を襲ってくるの。

私、今朝、死にかけたのよ。

夏希に首を絞められて……。

私、とっても苦しくて、もう意識を失いそうで……」




ガラガラガラ……。




私がみんなに今朝あったことを話しているとき、教室のドアが開き、担任の東山先生が、教室に入ってきた。




私たちはそれを見て、翔子の席を離れ、自分の席へと戻っていった。
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