こんな私、私じゃない。でも私・・・
「3LDKのマンションにひとりで住む予定にされてたの?」
ひとりでって割にはファミリータイプを選んだのにはそれなりに理由があるのだろう。
「よりを戻したからいいんだけど、別れた時に『もう誰とも付き合わない』って言って『ひとりで生きていく為には自分の家がいる』って新築マンションを申し込んだ。一人暮らし用にしなかったのは・・・どうかな?いずれ誰かと住むって考えてたんじゃないかな・・・」
なるほど、誰かと住むことになると一人暮らし用だとずっとは住めないか。
よりを戻されてるから経過でしかない話だけど、その時はどんな気持ちだったんだろう?
「別れてしまった理由は?」
「英明さんって言うんだけど、『浮気』を姉貴が疑って、否定しなかったんだよ。だから別れることになった」
否定しなかった・・・本当に浮気をしたのだろうか?
「実際はどうだったの?」
「疑われるってことは信じてないからだって、英明さんは信じられないなら続かないと思ったらしい」
そうなんだ。
でも否定することなくって言うことはお姉さんは辛かっただろうな。
「そんな二人を見て見ぬ振りが出来なかったんだ。お互いに必要としていることはわかっていたし、いや、改めて気付いたってとこかな。少し時間掛かったけど、よりを戻したから良かったよ」
見てみる振りが出来なかった?
ひとりでって割にはファミリータイプを選んだのにはそれなりに理由があるのだろう。
「よりを戻したからいいんだけど、別れた時に『もう誰とも付き合わない』って言って『ひとりで生きていく為には自分の家がいる』って新築マンションを申し込んだ。一人暮らし用にしなかったのは・・・どうかな?いずれ誰かと住むって考えてたんじゃないかな・・・」
なるほど、誰かと住むことになると一人暮らし用だとずっとは住めないか。
よりを戻されてるから経過でしかない話だけど、その時はどんな気持ちだったんだろう?
「別れてしまった理由は?」
「英明さんって言うんだけど、『浮気』を姉貴が疑って、否定しなかったんだよ。だから別れることになった」
否定しなかった・・・本当に浮気をしたのだろうか?
「実際はどうだったの?」
「疑われるってことは信じてないからだって、英明さんは信じられないなら続かないと思ったらしい」
そうなんだ。
でも否定することなくって言うことはお姉さんは辛かっただろうな。
「そんな二人を見て見ぬ振りが出来なかったんだ。お互いに必要としていることはわかっていたし、いや、改めて気付いたってとこかな。少し時間掛かったけど、よりを戻したから良かったよ」
見てみる振りが出来なかった?