こんな私、私じゃない。でも私・・・
男と女の気持ちⅡ
水曜日
すぐるのお姉さんと会う日。
「神村さん申し訳ないんだけど、今日少し残業出来る?」
と、定時まで後3時間ってちょうど思っていた時に隣の近藤主任に声を掛けられた。
「えっ!?あっ・・・お急ぎですか?」
出来ないとは言いたくないので聞いてみる。
「そうなんだよ。突然明日会議やるとか言い出して・・・その資料作り終わりそうになくて手伝ってほしいんだけど・・・」
それなら仕方がない。
「今やっているのは今週中で急ぎではありませんので、今からで宜しければお手伝い出来ますが・・・」
「何か予定あった?」
「いえ・・・」
言う必要もないかと思ったら、近藤主任はニヤリとした顔をした。
何か言いそうな顔。
「デート?」
案の定言われたが、無視する事にした。
「いかが致しましょうか?」
深くは追及して来ないだろうと思ったので無視したけど、思った通り近藤主任はそのことについて何も言わなかった。
「じゃ頼める?」
そう言われて机に広げていた資料をまとめて横に置いた。
「はい」
近藤主任は私にしてほしいことを伝えるために椅子ごと近付いてきた。
「新城も明日の会議の参加者だからデートは延期になるかもね」
すぐるのお姉さんと会う日。
「神村さん申し訳ないんだけど、今日少し残業出来る?」
と、定時まで後3時間ってちょうど思っていた時に隣の近藤主任に声を掛けられた。
「えっ!?あっ・・・お急ぎですか?」
出来ないとは言いたくないので聞いてみる。
「そうなんだよ。突然明日会議やるとか言い出して・・・その資料作り終わりそうになくて手伝ってほしいんだけど・・・」
それなら仕方がない。
「今やっているのは今週中で急ぎではありませんので、今からで宜しければお手伝い出来ますが・・・」
「何か予定あった?」
「いえ・・・」
言う必要もないかと思ったら、近藤主任はニヤリとした顔をした。
何か言いそうな顔。
「デート?」
案の定言われたが、無視する事にした。
「いかが致しましょうか?」
深くは追及して来ないだろうと思ったので無視したけど、思った通り近藤主任はそのことについて何も言わなかった。
「じゃ頼める?」
そう言われて机に広げていた資料をまとめて横に置いた。
「はい」
近藤主任は私にしてほしいことを伝えるために椅子ごと近付いてきた。
「新城も明日の会議の参加者だからデートは延期になるかもね」