こんな私、私じゃない。でも私・・・
新城さんはマンションの部屋に到着すると、私にキスをした。

「すぐに美沙がほしい」

私が「会いたい」って言ったのに、新城さんもそう思ってくれていたのかな。

新城さんは玄関を上がり、部屋へと私を連れていく。

「新城さん・・・会いたかった・・・」

もうさっきの女性のことなど頭にないわけではないけど、今はどうでも良かった。

朝、デスクに座っている新城さんを見た後はほとんどデスクに戻ることはなく、プロジェクトチームの使用している会議室にずっといる。ホントに毎日大変そう。

「美沙」

新城さんはとても優しく私を抱き寄せ、服を脱がせて愛撫を始めた。

「・・・ぁんっ・・・」

「俺にこうしてほしかった?」

そう聞かれたけど、何も言えなかった。

会いたい=抱かれたい(こうしてほしかった)であることは確か。

でもそう思ってることを悟られるのは嫌だった。

「会いたかった」

「じゃ会ったから、やめる?」

新城さんの愛撫の動きが止まる。

「・・・ヤダ・・・」

「会いたいのって言うくらいそういうことも素直に言えば?」

再び愛撫が始まる。

「・・・っあっ・・・」

「まっこの反応で言わなくてもわかるけど・・・」

新城さんは楽しそうに私を愛撫し、もてあそぶ。

私はいつもにまして溺れていく。




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