こんな私、私じゃない。でも私・・・
どのくらいの時間を二人で過ごしたのかわからない。
いつの間にか眠っていた。
私たちはどんな関係なのだろう?
新城さんは私に「俺を好きになれよ」って言うけど、私は既に好きで・・・新城さんは私だけを好きになってくれない。彼には私以外にもいるんだろう。だから、好きとは言えない。
でもさっき言ってしまった。
覚えてないふりをしよう。
「ん・・・美沙・・・」
新城さんが目を覚ましたらしく、私を手で探ると抱き寄せた。
「もう少し寝かせて・・・」
そう言うとすぐに寝息が聞こえた。私を抱き寄せたまま。私は身動きが取れない。
もう少し寝るなら離してほしかった。
でも何も考えずにこの時間を過ごすのがいいのかもしれない。
新城さん、私は大好きです。
でももう「カラダの関係」は続けられません。
新城さん・・・
私もいつのまにか眠っていたようで、次に目が覚めた時に新城さんが私を見ていた。
「おはよう」
さっきと同じように抱き寄せていた。
「おはようございます。新城さん・・・昨日・・・」
覚えていないと言っておかないと・・・
「やっぱり覚えてない?」
新城さんは少し残念そうな声だった。
覚えているけど、覚えてない。
「はい」
私は嘘をついた。
「そうだよな。ごめん、昨日優しく出来なかったんだ。カラダ大丈夫?」
そんな気遣いをしてくれる。
私は「大丈夫」と、だけ言った後、涙が込み上げてきた。
いつの間にか眠っていた。
私たちはどんな関係なのだろう?
新城さんは私に「俺を好きになれよ」って言うけど、私は既に好きで・・・新城さんは私だけを好きになってくれない。彼には私以外にもいるんだろう。だから、好きとは言えない。
でもさっき言ってしまった。
覚えてないふりをしよう。
「ん・・・美沙・・・」
新城さんが目を覚ましたらしく、私を手で探ると抱き寄せた。
「もう少し寝かせて・・・」
そう言うとすぐに寝息が聞こえた。私を抱き寄せたまま。私は身動きが取れない。
もう少し寝るなら離してほしかった。
でも何も考えずにこの時間を過ごすのがいいのかもしれない。
新城さん、私は大好きです。
でももう「カラダの関係」は続けられません。
新城さん・・・
私もいつのまにか眠っていたようで、次に目が覚めた時に新城さんが私を見ていた。
「おはよう」
さっきと同じように抱き寄せていた。
「おはようございます。新城さん・・・昨日・・・」
覚えていないと言っておかないと・・・
「やっぱり覚えてない?」
新城さんは少し残念そうな声だった。
覚えているけど、覚えてない。
「はい」
私は嘘をついた。
「そうだよな。ごめん、昨日優しく出来なかったんだ。カラダ大丈夫?」
そんな気遣いをしてくれる。
私は「大丈夫」と、だけ言った後、涙が込み上げてきた。