今日は来る
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私は固まったままだった。




「・・・太一?ど、どうしたの?」




太一は私に抱きついたまま
無言だった。




「おっお腹痛いの?
保健室い・・・」




太一は左手で私の口を押さえた。




どうしたの?太一・・・!




「未瑠が・・・未瑠がいけないんだ!」




えっ!ちょっと待って!!
何が?




「未瑠が俺のこと"友達"だなんて言うから
俺は!本気で!

未瑠の事が好きなのに・・・。」




えっ・・・。
太一が何を言ってるのか
わからない。




でも、最後の言葉は弱々しかった。






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