今日は来る
「ん〜!ん〜!」




私は口に当ててある
手を軽く叩いた。




「あっ・・・ゴメン。」




太一の顔を見ると
真赤だった。




「太一、その・・・
太一が私を好きって気づいて
なかった。」




太一は傷ついた顔をした。




「太一、いっつもみんなの前で
"好き"とか"俺の天使"
とか言ってくるから、
からかってると思ってたの・・・。」




「そっかぁ・・・。
俺の気持ち、未瑠には
全然届いてなかったんだね。」




太一の声は震えていた。




「じゃあ、ちゃんと言えば
よかったんだね。
ちゃんと目見て、2人っきりで。」




太一が真っすぐ見つめてきた。




私は太一から目を離すことが
できなくなった。





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