ひまわりの約束ー君だけを、ずっと。[完]




「あははっ……うそだろ?マジかよ……」



隣を見ると、陸斗くんが声を出して笑っていた。



……陸斗くんが……笑ってる。



嘘みたい。

夢じゃないよね?



「さっき弁当食ったばっかじゃん。俺の弁当もさんざんつまみ食いしたくせに……もう腹へったのかよ?」



陸斗くんがあたしを見て笑ってる。



楽しそうに笑ってる。



「も、もぉっ。陸斗くんまで、そんな笑うなんてぇ……」



「あー。マジでウケる。そんな腹の音、聞いたことねぇーよ」



「ふふっ。あたしのお腹の音どう?可愛いかったでしょ?」



「おまえって、ホント……へんなやつだな」



――ドキッ。



ひとつ大きく跳ね上がる胸の鼓動。



陸斗くんのこんな笑顔、初めてみたよ。



こんな優しい笑顔するんだね。



ずっと、ずっと。



陸斗くんの笑顔が見たかった。



うれしい。本当にうれしい。
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