ひまわりの約束ー君だけを、ずっと。[完]
――ぎゅるるるる~。
あたしのお腹から大きな音が鳴った。
タイミング悪いことに、騒がしかった教室が静かになったときだった。
その音でクラスメートたちはいっそう静まり返る。
その沈黙を破ったのは、窓側の席の夏樹だった。
「おいおい、誰だよぉ~。でっかいオナラしたやつ~」
夏樹の言葉にクラスメートたちは笑い出す。
「ちょっ……夏樹!オナラじゃないからっ!お腹の音だからっ」
「なんだよぉ、彩葉か。どんだけでかい音鳴らすんだよ」
ふざける夏樹に、あたしも笑顔でふざけ返す。
「自分でもびっくりしたわ。てか、みんなも笑いすぎだかんね。こんな可愛いオナラの音ないから。におってないから。お腹の音だからーっ」
クラスのみんなも突然の出来事に、笑いっぱなしだった。
通常のお腹の音じゃなくて、なんか面白い音で。
恥ずかしかったけど、夏樹が笑い飛ばしてくれたおかげで、みんなも笑ってくれたしいいや。
それに……。