マシュマロな彼
「ゆき!?」
「いててて」
木の根元に寝転んでいる雪の元へ、走っていく。
「大丈夫!?」
「んー…、痛いけど……大丈夫、みたい」
「もぉ…、どこが痛いの?」
雪の体の高さに合わせて、しゃがみ込む。
へへへ、と笑った雪はしきりにオデコを擦っている。
「ちょっと…手、退けて」
雪の手を若干強引に退けると、赤くなったオデコが目に入った。
幸い血は出てないみたいだけど……。
かなり痛そう。
「ゆき、立てる?保健室に行こう?」
やっぱり頭打ってるって所が心配。
だって、ぶつかった瞬間凄い音がしたもん。