マシュマロな彼




「大丈夫ぅ………って、あ」


「ん…どうしたの?」


「え、いや」



一瞬、雪の視線が横で寝ていた男の子に注がれたのに気付いた。



だけど、その視線はすぐに逸らされた。



雪にしては、真剣な顔だった。



そして、何か考え込んでいるよう………。



なんだろ?


気になって聞きたいのに………




「はぁ……いこっか」


「う、うん……あのさ」


「ん~…?」


「何かあったの?」


「別にぃ、何にもないよ」




雪は、本当になんにもなかったよう。


そのまま、何故か私が雪の手を引かれて、保健室に行った。




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