赤いりんごの青い果実
『と、と友達…だもん』
赤くなる顔を隠すことも出来ず
そのまま朽木君に話しかける
「…っはぁ。友達っすか」
ダラン、と肩を下ろす彼
…落胆…されただろうか
「まぁ、今はそれでいいや
今日はありがと。助かったよ
後で目いっぱいお礼すっから」
けれど顔を上げた朽木君は
いつもの様にはじける笑顔で
私はなんだか安心した
『う、うん。早くげ元気になってね』
それだけ言って、私は
洗い物をした後早々に帰った