すれ違った過去
視界が霞んでくる。
「もう良い‼︎もともと私たちの関係は終わってるんだから‼︎もう離しっ…きゃっ」
離して欲しかったのになぜか突然抱きしめられた。
「ちょっと‼︎離してって言ってるじゃん‼︎」
「萌。本当に悪かったと思ってる。正直、お前がそこまで苦しんでいるとは思わなかった。もう絶対あんなことしない。萌を苦しませないし、泣かせないから。だから…」
ーーーー俺ともう一度付き合って下さい。