振り返って、キス
Γ…よ、ぉ…ろよ…おきろよ…」
誰かに肩をゆさゆさと揺さぶられている
Γあーあーあー…んん…誰…?」
私の安らかな眠りを。
と思い目を擦りながら顔をあげた
Γえっ…」
目に飛び込んできた人物は、紛れもない、
あの時、私を変な男たちから助けてくれた人。
Γ…うるせぇよ、そんなびっくりすんなって」
くすくすと笑う彼の顔は、オレンジ色の夕日に染まって
ほんのり赤くなっていて…すごい、キレイ。
Γあっこ、この間は、どうもありがとう…」
あのときはよく見てなくて分からなかったけど
少し茶髪っぽい髪型が印象的だ
Γいえいえ」
いいんだよ、と言いながら私の頭に手をおいてきた。
う、うわぁ…
じわじわと体が熱いのは、きっと照りつけてくる夕日のせいだ。