俺のそばから離れるな‼︎


「待ってる……いつまでも待ってる」



奏を信じてずっと待ってるから。


寂しくてどうしようもない夜とか、声が聞きたくなることもあるかもしれないけど。


奏との約束を思い出して乗り越えてみせるよ。



「さくら……マジで愛してる。浮気したら許さねーからな」



「うー……っ。し、しないよ……っ!するわけないじゃん。奏こそ……モテるからって浮気しちゃやだよ」



ベッドの中で私は奏に抱き着いた。


離れるのが名残り惜しくて、この体に少しでも奏の温もりを残しておきたい。



「するわけねーだろ」



「で、でも……っ寂しくなったら、するかもしれないじゃん」



「俺はしない」



「……っ」



「信じらんねーの?」



「わかんない」



だって、絶対なんて言葉はないんだよ?


< 262 / 272 >

この作品をシェア

pagetop