俺様紳士の恋愛レッスン
「片柳さんには負けたくないと思ったよ。僕って結構、頑固で負けず嫌いでしょ?
顔も頭も良くて、バリバリ働いてる、僕とは対照的な人だからこそね」
タカちゃんは長く深い息を吐く。
再び私を見据えた瞳には、強く、凛とした色が映っていた。
「6年も一緒にいるんだよ? 何を言えばエンちゃんが戻ってきてくれるかなんて、考えなくても浮かんでくる。
いくら優秀な人だからといって、知り合って間もない片柳さんにエンちゃんの全てが分かるはずがない。僕が負けるはずがない。
だから今回の展覧会は、本当に最後のチャンスだったんだ。
僕の絵が評価されれば、絶対にエンちゃんを引き止められるって分かってたから」
顔も頭も良くて、バリバリ働いてる、僕とは対照的な人だからこそね」
タカちゃんは長く深い息を吐く。
再び私を見据えた瞳には、強く、凛とした色が映っていた。
「6年も一緒にいるんだよ? 何を言えばエンちゃんが戻ってきてくれるかなんて、考えなくても浮かんでくる。
いくら優秀な人だからといって、知り合って間もない片柳さんにエンちゃんの全てが分かるはずがない。僕が負けるはずがない。
だから今回の展覧会は、本当に最後のチャンスだったんだ。
僕の絵が評価されれば、絶対にエンちゃんを引き止められるって分かってたから」