俺様紳士の恋愛レッスン
「篠宮さん! お待ちしておりました!」

「こんばんは! お邪魔しまーす」



会うまでの緊張を一瞬で吹き飛ばしてしまうほど、可憐で癒しな優愛さんの笑顔。

相変わらずの可愛さに、女の私でもドキドキしてしまう。



「夫もじきに帰ってきますので、少しの間あちらのソファでお待ち頂けますか?」

「ありがとうございます! あの、1つお聞きしたいことがあって……」

「なんですか?」



向けられた純真な瞳に、思わず目を泳がせる。



「今日って、その……十夜も呼んでたりします……?」



不自然な薄ら笑いを浮かべた私に、優愛さんは一瞬キョトンとするものの。



「いいえ。今日のお客様は篠宮さんだけです」



全てを理解し、包み込むような微笑みを見せてくれる。

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