俺様紳士の恋愛レッスン
とんだサプライズに、私は赤面。
ゲストは一斉にモニターへとカメラを向ける。
「この写真は、十夜君の兄であり私の親友でもある、春樹君が撮ったものなのですが……」
と、ご満悦の木崎さんからマイクを奪ったのは、嫌味なほどに完璧な笑みを浮かべる十夜。
「木崎様のお喋りのせいで、折角のドリンクがぬるくなってしまいましたね。それでは、私たち夫婦の前途を祝して。乾杯!」
わっと会場が沸くと共に、沢山の陽気な「乾杯!」が響いた。
要の音頭を奪われた木崎さんは、「このやろう!」と満面の笑みで十夜の肩に腕を回し、それを面倒そうに引き剥がす十夜も、何だかんだで顔が綻んでいる。
「ったく、あんな写真いつ撮ったんだ?」
「ねー! 全然気付かなかったね!」
メインテーブルに帰ってきた十夜は、乱れた髪を正し、私の手元にグラスを差し出す。
「乾杯」
「乾杯ッ!」
キン、と上品な音を聞いて、私たちは微笑み合った。
ゲストは一斉にモニターへとカメラを向ける。
「この写真は、十夜君の兄であり私の親友でもある、春樹君が撮ったものなのですが……」
と、ご満悦の木崎さんからマイクを奪ったのは、嫌味なほどに完璧な笑みを浮かべる十夜。
「木崎様のお喋りのせいで、折角のドリンクがぬるくなってしまいましたね。それでは、私たち夫婦の前途を祝して。乾杯!」
わっと会場が沸くと共に、沢山の陽気な「乾杯!」が響いた。
要の音頭を奪われた木崎さんは、「このやろう!」と満面の笑みで十夜の肩に腕を回し、それを面倒そうに引き剥がす十夜も、何だかんだで顔が綻んでいる。
「ったく、あんな写真いつ撮ったんだ?」
「ねー! 全然気付かなかったね!」
メインテーブルに帰ってきた十夜は、乱れた髪を正し、私の手元にグラスを差し出す。
「乾杯」
「乾杯ッ!」
キン、と上品な音を聞いて、私たちは微笑み合った。