こっくりさん
動いた先は…


『さ…き…の…う…し…ろ…‥』


「キャー!!」
私は叫んでしまった。

その時、那緒は、青ざめた顔をしていた。

那緒は何かにきずいたのだろうか…。


それは那緒本人に聞いてみないと分からない。

聞きたいが、那緒は固まっていた。

こっくりさんが見えているのだろうか?


でも、那緒の隣の咲は
全然平気な顔をしていた。

加奈は、すこし顔が青ざめていた。

「本当にあたしの後ろにいるの?嘘っぽい。」
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