そばにいたいの、ずーっとね。
さよならとはじまり
裕也くんに
電話をかけた。
大事な話があると。

どんなに待っても
裕也とはもとには戻れない
裕也にはもっとふさわしい人がいる
わたしには荷が重くて
遠距離を続けられないこと
伝えた。


泣きながら
もう少しがんばらせて
別れるって言わないで
麻友がいなかったら
俺、ひとりぼっちだ
楽しい話たくさんきくから
そばにいさせて
遠距離がつらいなら、結婚しようよ!



…もう無理だよ
そう言わせちゃうあたしでは
裕也にはふさわしくない。


『俺はなっとくしない、まだ諦めない!』
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