青空の下月夜に舞う 3

昨日の今日だから、心強い気持ちは確かにある。

でも話し合いしたんだよね?


用心の為?

申し訳なさを感じるのは当然なんだけど、でも……



「昨日久美から鬼電あってよー」

「何、慶太郎くん浮気バレたの?」

「付き合ってねぇよ。あの女面倒過ぎ」

「勿体なくね?久美体柔いんでしょ?」

「俺が好きなのはギャップなんだよ!中身がエロい女。あ、タケ、あっちの歩道歩いてる女見てみろよ。イイケツ~」



恥ずかしい。

すこぶる恥ずかしい。


みんなの後ろを歩きたいのに、無理矢理前を歩かされる私の耳には、丸聞こえだ。


家で話せよ。外だよここ。


「女はやっぱケツだよな」

「足だろ」

「胸だよ」

「いや、うなじ」

「俺、顎」
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