青空の下月夜に舞う 3
人の話ばっかり聞いていたからかな。
聞くのは楽しいし、彼氏や好きな人の話で盛り上がる女の子は、キラキラして可愛いと思う。

私はもうこの先そうはならないだろうと思ってたから。


「こういうのっていいですよね」

「あ。はぐらかしたー」

「違いますよ。私もこんな話が出来るんだって不思議な感じです」

「何いってんの!これからじゃん!私達のまだ高校生だよ?今一番盛り上がんないでどうすんの!」

「あはははは!盛り上がる!はははっ」


笑い声が響く。



もし。
私にお姉ちゃんが居たら。

同じ痛みを分けあえただろうか。

こんな風に。
好きな男の子やどんな人がカッコいいとか。
笑って話せていたのかな。

雄大にばかり気を向けていなかったのかもしれない。
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