青空の下月夜に舞う 3
でも仮に今の状況が変わっていても。
歪んだ雄大の性格は、私ではなく違う方へ向かっていたのかもしれない。

それを身近で見ていたら。
きっと同じ感情を抱いていたに違いない。


やっぱり……運命は変わらないのかもしれない。



だけど。
今、目の前で笑う裸女や。みんなが少しずつ私の周りを変えてくれる。


迷惑だと思われているんじゃないかと不安になれば、吹き飛ばしてくれて。

私が立ち止まりそうになれば、一緒に止まってくれたり。手を引いてくれる。


朝学校に行ってから、今まで。
正直気持ちがずっと沈んでいたけど。

不安な気持ちが温かいお湯に見事に溶けていく。
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