幸せの行方

「あら、あなた、泥棒ねこだったのね。
それにしても、ひどい人ね。
日本で、心細い生活をしている人から、
旦那を寝とるなんて。

なにも、知りません。見たいな顔して、
やってることが、えげつないのよ。
早く、やめたら。
泥棒ねこが、いる会社だと、
思われたら、会社に影響でるじゃない。」
と、言われるが

「誤解です。」
と、私が言うと
「そんなの、どうでもいいのよ。」
と、休憩室をでていった。

すると、入れ違いに、
宇都係長が来て
「鮫島君に聞いたよ。
久世の言ったことは、
気にするな。
今日は、もう帰りなさい。」
と、言われて、
お詫びをして帰宅した。


ふるえが止まらず、眠れなかったので、
市販の睡眠導入剤を買って帰った。

眠りたかった。
ゆっくり。
なにも、考えずに済むように
市販の薬だし
そんなに神経質には、
なっていなかった。


急に帰宅した私に
お兄さん達は、びっくりしたが
「少し寝ます。」
と、言って
部屋に入った。



一錠飲んだが、効かない

だから・・・また、一錠‥‥
また‥‥‥一錠と

飲んで、二箱開けたころ‥‥‥

少し、眠くなり‥‥‥‥

‥‥‥横になった。
< 45 / 69 >

この作品をシェア

pagetop