【完】恋の授業を始めます。
放課後図書室に行くと、既に安曇君は来ていた。


珍しいな、こんなに早いなんて。


近づくと、安曇君は寝息を立ててスースーと寝ていた。


寝てるんだ…。


近づいてみれば安曇君の顔は絵見たいに綺麗だった。


茶色い猫みたいな癖っ毛。


スッとした鼻。骨ばんだ手。


白い肌。長いまつ毛。ピンク色の唇。ーーー


って私は変態か!


でも、見惚れちゃうほど綺麗。


起こさないように今日やる古文のために辞書を取りに行こうとすると、急に誰かに腕を掴まれた。




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