俺様と双子達2
英梨のネックレスには俺がしてた指輪がちゃんとあった。



マジで俺のだし。



「本当に好き~…。」

「俺も好き。メシは?」

「あんまり食べたくないな…。」

「適当に作るから何か食えよ?」

「うん。」



英梨が俺の料理を食うのが久しぶり。



何かそんななんでもないことが今は嬉しい。



「蒼君?」

「何?」

「くっつきたくなっただけ…。」



キッチンに立ってたら英梨に後から抱きつかれた。



マジでかわいいし…。



服着てくんねぇと俺…。



「蒼斗さん?したばっかり…。」

「ムリ…。誘惑に負けた。」

「やっぱり蒼君最高…。」



相変わらずだな。



やっぱり俺は英梨じゃなきゃダメらしい。



「クリスマスプレゼント。」

「何!?」

「大したもんじゃねぇけど…。」

「カワイイ~!!っていうかいらないって言ったじゃん…。旅行がプレゼントでよかったのに…。でもあたしからも。はい。」



英梨からもらったのは香水?



もしかして英梨が使ってるやつ?



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