真実or偽りのstory~元姫の思い~
葵「怒ってないよ」

桜「そっかぁ」

そしてその日から次の日も次の日も
みんなは、桜にばっか構って私のことはまるで見えないかのように悠以外相手にしてくれなくなった。

そして、私は悠のバイク
隼人は、私の彼氏の筈で…しかも
一日だけって言ったのに姫だからって
俺の後ろに乗れだなんて。
私だって姫なんだよ?しかも彼女なのに

悠「無理するな。俺の胸かすから、泣けばいい。」

葵「う…ん。ひっく、うええええん」

いつまでの泣きじゃくる私を悠は、抱きしめてくれていた。

私は次の日から倉庫に行かなくなった。

なのに、誰もそれに気づかない
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