俺の彼女は車椅子でした。

帰りのHRが終わった

登校日は午前中で終わるから楽だな


今まで話しかけてこなかった優人が
私の手を見て口を開いた


「奈々…その手どうした!?
もしかして……深津昴か??」

は?

「なわけ無いじゃん。
いい加減そう言う事いうのやめてよ」

「なんで庇うんだよ
もしかしてお前、深津昴のこと好きなのか?」

何言ってんの?

……もしかして……

わたしが昴先輩のことを好きになればいいと思ってる?

その方が別れられるから?

「そうだったら?」

「別れる」


やっぱり……

「冗談だからな?」

信じない

「もう行く。バイバイ」

そう言ってわたしは美術室に向かった

「修羅場か」と言う明日香の声を背に…
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