俺の彼女は車椅子でした。

亮が走ってわたしたちの教室に入ってきた

「おい!足怪我したってマジかよ!」

優人が真顔で言った

「骨折だよ。全治2ヶ月」

亮が一時停止を押されたように一瞬止まった

「2ヶ月って……おい……」

「予選は出れない
だから、インターハイまで連れてってくれ。」

「本気で言ってんのか?」

「あぁ」

「お前が居なくてインターハイまで行けると思ってんのかよ!!」

「何の為に練習してるんだよ!!!」
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