しあわせのかたち
俺は、七海を支えながら店の外に出て、「七海の事を送って行く」という事を部下達に伝え、駅に向かって歩き出す。
その時、不意に現れた阿部君に俺の腕の中にいた七海を攫われた。
そして、
「七海は俺が送っていきますので」
阿部君は俺を睨むように見る。
さすがに、突然現れた阿部君に驚いていると、
「では、失礼します」
そう言って、七海を連れて帰って行った。
目の前で好きな子を連れて行かれ、俺の心の中はショックな気持ちと、ムカつく気持ちの両方が出て来た。
俺が異動してきた頃は、阿部君と七海は付き合っていなかった。
それは、七海の態度と須賀を見て、そう思った。
あの頃は、阿部君の片想いだと。
だけど、あれから二ヶ月くらいは経っている。
七海と阿部君は同期。
今までの付き合いもある。
だから、阿部君が行動をして、付き合う事になった可能性もある。
阿部君は、七海の彼氏なのか?
でも、もし、あの時の七海が言った通り、今も七海に彼氏がいないのなら……
俺も行動しなきゃ。
阿部君が何か行動をする前に。
お互いの事を知って、ゆっくりと進めるつもりだってけど、そんな事を言っていられない。
彼も七海の事が好きなのは、今の出来事で確信したから……
七海の事を知る度に、心の中で七海への想いは溢れていった俺は、“七海を誰にも取られたくない”そう思うようになっていた。
その時、不意に現れた阿部君に俺の腕の中にいた七海を攫われた。
そして、
「七海は俺が送っていきますので」
阿部君は俺を睨むように見る。
さすがに、突然現れた阿部君に驚いていると、
「では、失礼します」
そう言って、七海を連れて帰って行った。
目の前で好きな子を連れて行かれ、俺の心の中はショックな気持ちと、ムカつく気持ちの両方が出て来た。
俺が異動してきた頃は、阿部君と七海は付き合っていなかった。
それは、七海の態度と須賀を見て、そう思った。
あの頃は、阿部君の片想いだと。
だけど、あれから二ヶ月くらいは経っている。
七海と阿部君は同期。
今までの付き合いもある。
だから、阿部君が行動をして、付き合う事になった可能性もある。
阿部君は、七海の彼氏なのか?
でも、もし、あの時の七海が言った通り、今も七海に彼氏がいないのなら……
俺も行動しなきゃ。
阿部君が何か行動をする前に。
お互いの事を知って、ゆっくりと進めるつもりだってけど、そんな事を言っていられない。
彼も七海の事が好きなのは、今の出来事で確信したから……
七海の事を知る度に、心の中で七海への想いは溢れていった俺は、“七海を誰にも取られたくない”そう思うようになっていた。