しあわせのかたち
七海に気持ちを伝えて、数週間が過ぎたある日の事。
就業時間も過ぎ、その日は残業をしていた。
少し休憩をしようと、社内にある休憩スペースに向かう。
そこでコーヒーを飲んでいると、同じく残業をしていたのであろう阿部君がやって来た。
「お疲れ様です」
と声を掛けられ、「お疲れ」と答える。
すると、阿部君はそのまま自販機に向かい缶コーヒーを買う。
そして、
「俺、七海の事が好きです。それに、七海に告白をしました。もし、あなたが七海の事を何とも思っていないなら、七海にちょっかいを出さないで下さい」
買った缶コーヒーを手に取った阿部君が振り向きざまにそう言った。
だけど、“俺も七海が好きだ”と言う前に、阿部君は去って行った。
やっぱりな……
阿部君も気持ちを伝えたんだ。
七海はどうするだろう。
俺も返事は貰っていない。
という事は、二人から告白され、きっと困っている。
かと言って、“俺の事は気にしなくていいよ”と、自分の気持ちを取り下げる気はないが。
就業時間も過ぎ、その日は残業をしていた。
少し休憩をしようと、社内にある休憩スペースに向かう。
そこでコーヒーを飲んでいると、同じく残業をしていたのであろう阿部君がやって来た。
「お疲れ様です」
と声を掛けられ、「お疲れ」と答える。
すると、阿部君はそのまま自販機に向かい缶コーヒーを買う。
そして、
「俺、七海の事が好きです。それに、七海に告白をしました。もし、あなたが七海の事を何とも思っていないなら、七海にちょっかいを出さないで下さい」
買った缶コーヒーを手に取った阿部君が振り向きざまにそう言った。
だけど、“俺も七海が好きだ”と言う前に、阿部君は去って行った。
やっぱりな……
阿部君も気持ちを伝えたんだ。
七海はどうするだろう。
俺も返事は貰っていない。
という事は、二人から告白され、きっと困っている。
かと言って、“俺の事は気にしなくていいよ”と、自分の気持ちを取り下げる気はないが。