運命のブレスレット
「カズ、お前大谷の好きな人…心当たりねぇの?」


「さぁな。」


俺は立ち上がって窓から外を眺めた。


萌南ちゃんがこっちに移ってきてから、状況が変わってきている。


確実に。


でも…


俺はどうしたらいいんだろう…



「司…悪いけど今日は俺一人で帰るわ。」


「お、おぅ。」


司にそう言い残して俺はサッカー部の部室を出た。



これから本当



どうしたらいいんだよ…?





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