運命のブレスレット
それから予鈴のチャイムが鳴ったので慌てて化学の教科書を持って、教室移動する。



講義室に行こうとして夏帆と二人で階段を上がって二階に向かった。


二階は高2の先輩方の教室があるところ。



ん?


2年A組の前を通ろうとしたら人だかりができていて、なかなか通れない。



「キャー!!」


「こっから丸見えじゃん!噂通り超カッコいいね。」


「ねぇ!しかもあれでしょ?大金持ちってやつ!」


集っているのは勿論うちのクラスの教室移動中の女子で…


興味本位で覗いてみると、


「あ!!か…ずくん。」


かずくんが教室の中で、大勢の女の先輩方に囲まれながら笑顔で話しているのが見えた。







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