イジワル上司の甘い求愛

ふとベッドの周りを見たら、私が無造作に脱ぎ捨てた下着が目に入ってきて、急に昨夜の情事が思い返される。

あぁ、もう恥ずかしい。

そんな考えが胸の中に湧き上がってくるのと同時に、幸せな気分も胸の中を支配する。

ずっと憧れていた智哉さんと想いが通じ合うなんて……。

まるで、少女漫画のヒロインにでもなった気分。


1人残されたベッドの中で嬉しさと恥ずかしさとでじたばたと子供みたいにしていた時だった。

んん?

指に違和感を感じる。

左の、薬指。
今までになかった心地よい絞扼感。

ゆっくりと視線をそちらに移す。
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