【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
「未央ちゃんがいつもの時間に学校に来なかった日。
森高さんの声に、誰より早く駆け出したやつがいたんだ」
「それって……」
「うん、結城。
俺が探しに行こうと思ったのに、それよりも早く、俺の横を走り去っていってさ」
真紘くん……。
「だから、2人の気持ちは知ってた。
だけど、諦めたくなかった」
春樹くんの言葉は、ひとつひとつが優しくて、でもどこか切なくて。
「俺、本当は弱虫なんだ。
嫌われるのが怖くて、誰にでも良い顔しちゃう弱虫。
だけど、悪い奴になったとしても未央ちゃんのこと欲しかった」
「春樹くん……」
「未央ちゃんが、初恋だったから」