【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
そして、おばあちゃんをおぶる結城くんの姿を見つめる私。
もしかして、私を助けてくれたんですか……?
そう気づくと居ても立ってもいられなくて、慌てて結城くんの後を追った。
話しかけるのは怖いけど、でも、結城くんの力になりたいです…っ。
『ゆ、結城くん、その、荷物、持ちます…っ』
『え?』
結城くんは驚いた表情を浮かべたけど、すぐに目を細めて私にスクールバックを預けた。
『さんきゅ』
男子と話すのなんて、いつぶりだろう。
しかも、こんなにかっこいい男の子と。
じわじわ熱くなる頰を見られないように、私は俯いたまま足を動かした。