【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
それからおばあちゃんを無事に送り終え、ふぅ、と2人して落ち着いた頃、結城くんが私の方を振り返った。
『ばーちゃんおぶるとか、お人好しだな、大原って』
初めて向けられた笑顔。
いつもはクールで笑わない結城くんの、子供っぽい笑顔にドキンと心が揺れる。
『そ、それを言うなら、結城くんです……っ。
私のこと助けてくれて』
『そんな大したことじゃねーし』
『で、でもっ、助かりました、』
何度も噛んでしまうくらい男の子と話すのは恥ずかしいけど、でもやっぱり伝えたくて。
『ありがとう、結城くん…っ』