【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
肩が上下に動いてる。
走ってきてくれたんだ……。
結城くんの目は、思わず怯んでしまうほどの鋭い眼光を放っていて。
「なんだよてめぇっ。
は、離せよ……っ」
「離せって言われて、離すやつがどこにいるかよ、バカ」
……え。
ちょちょ、言い過ぎ……じゃないですか!?
「あ!?
なんだよてめぇ、調子に乗りやがって」
ほ、ほらー!!
先輩怒っちゃいましたけど!?
と、次の瞬間
結城くんが掴んでいた先輩の手首をすごい力で捻り上げた。
「い、いでででっ……!!」
「次、こいつにちょっかいかけてみろ。
こんなもんじゃ済まさねぇぞ」
───ドキン
あれ……なんで……?
そんな状況じゃないことは分かってるのに、なぜか心臓が反応した───……。