あの日の桜はⅡ【大幅修正中】
そういうと、莉子はさっと俺を下ろしてくれ、俺は地面に足を付けた。
そこで、改めて、自分の状況を知り、一気に顔が熱を持つのが分かった。
かぁーっと赤くなる頬と、目の前の莉子を見てさらに頭まで熱いのが上ってくるようなが感覚に陥る。
「と、とりあえず、え、えっと!」
というか、状況がわかんねぇ。
なんでだいたい、俺は莉子に背負われていた?
しかも、ここ海水浴場だし。
てか。通る人に見られた!?
めっちゃ恥ずかしい・・・。
一気に押し寄せてくる感情をとりあえず、いったん押し込んだ。