あの日の桜はⅡ【大幅修正中】
いやでも、葵だぞ?葵、デート!?
「陸、それよりもさ、風呂開いてる?」
考えを巡らせていた俺に葵は苦笑気味に聞いた。
そりゃ、その格好じゃはいらねぇと風邪ひくよな。
確か、誰も使っていなかったはず。
「おう、開いてるぜ。シャワーでいいよな?」
「ありがとうございます」
莉子がそう微笑みながら言う。
・・・あれ?
あの上にきてるのって確か、葵の奴じゃなかったけ?
サイズあってないし、絶対そうだよな。
葵と二人で幹部室まで上がってくる莉子を見ながらそう思った。
まぁ、いいか。
とりあえず、案内だな。
上がってきた二人を見て俺は幹部室のドアを開けた。