アイスミントティー
ふと見ると、相川が俯いて肩を震わせている。


え、嘘でしょ?泣いてる?まさか。


「あ、あいか、わ…?」


急に辺りのざわめきが耳に入らなくなる。
自分の心臓がドクドクいう音が耳の底に響く。


どうしよう。
もしも本当に万が一、相川が過ちを犯してしまったのなら、あたしが友達としてすべきことはただ1つ。


「相川、け、警察行こう?大丈夫だよ、してしまったことはとんでもないけど、でも……」


何一つ大丈夫な要素なんて見当たらなかったけど、友達ならば、犯してしまった罪を償うよう、促すことしか出来ない。
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