この思い秘密です
「淳平?!」

本当にいいの?そう言いたかった。

だけど淳平は迷いのない目をしていた。そんな目を見たら名前した言えなかった。

「・・・やる気なってくれてよかった・・・っていうのは凪ちゃんだろうけど・・・」

私とは真逆で坂下さんはホッとした様子で淳平に笑顔を向けたが、それは一瞬で

さっきとは打って変わって鋭い眼差しを向けた。

「やるからにはこっちも全力で君たちをサポートするけど、あくまでも
サポートだからね、今までの様な時代遅れなものは許さないよ。それだけの
覚悟とある意味今までの自分を捨てる覚悟がなきゃ僕はいつでも君を切り捨てるからね」

ちょ・・ちょっとなんかさっきまでの坂下さんは何だったの?と思わせるほどの気迫を感じた。


もしかして・・・これが本来の坂下滋という男なのかもしれない。

そう思うと私・・いや私たちはとんでもない大きなことに関わろとしているんだ。

いくら降ってわいたような話でも遊びでやれるような半端なものじゃないことは

坂下さんの言葉と淳平の目を見ただけでわかった。

どうしよう・・・

私みたいなド素人がこんな大事に足を踏み入れてもよかったのだろうか・・・

ちらりと淳平を見ると、結構きついこと言われていたのに

さっきまでの険しい顔は消えていた。

「わかってますよ。お手柔らかになんて思ってないんで、腹くくって
いいもん作って見せますのでよろしくお願いします」


2人のやりとりに『私も頑張ります』なんて恐ろしくて言えなった。

というかこの2人完全に私の意見無視してません。


私ユニットやるなんて言ってないんですけど!!!
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