君との約束
「なんだ…夢か…」

にしてもよりによって今日って

今日は夢に出てきた彼の命日

「約束したからね…守るよ」

彼とした最後の約束

それは幸せになること笑顔でいること

これは彼以上の存在を見つけろって事だよね

その人と幸せになれよって事だよね…

そう思いながら私は中学に向かった

私は彼がいなくなってから彼といた思い出の地からいなくなり新しい環境で生活していた

「おはよっ」

言ってくれたのはおんなじ部活の葉山明美
(あけみ)正直好きじゃない

「あぁおはようー」

そう言いながら私は今日の教科や予定を考えていた

ガラッ

あぁまただ…私が入ってきた途端静かになる

まぁ気にはならないけどさ…

「おはよう…藤美さん」

学級代表のえっとなんだっけ
あぁそっか思い出した


「おはよう橘さん」

学級代表の橘彩夏(たちばなあやか)さん
何というか好きじゃない自分を持ってないからかな

「きょっ…今日の授業の宿題やった??」

やるもなにもさ

「授業中に終わらしたけどだからやってある」

本読みたいな

「そっそうなんだー…」

なんなのよ
「話すことないのに無理に話しかけなくていいよ」

と言うと

「そっそんな一人じゃ暇だし寂しいじゃん!!」

寂しいとか

「寂しくないし暇じゃないてか話すことないのにさ話しかけないで辛いでしょ」

そう言うと橘さんはどっかへ行った
さぁてと…読書しよ
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