クールな溺愛彼氏様⁉︎
電話を切ってしばらくすると、チャイムが鳴る。
私が病院に行かなくちゃいけないから鍵は私が持っていたんだ。
「おかえり、椋平!」
確認を取って鍵を開け扉を開けて椋平を迎えた。
椋平は少し驚いたように目を見開き、すぐにふんわりと笑った。
「ただいま、未侑」
うん。
大丈夫、愛を感じる。
私、愛されてる。
「手、どうだった?」
「痛みも引いてきたから順調だって。薬塗ってもらって包帯代えてもらった」
「そっか」
椋平は軽く着替えを済ますと、キッチンに立つ。
冷蔵庫を開けテキパキと材料を取り出した。
手際のいい椋平の料理姿。
こんな事もないと見れないんだし、見ておかなくちゃ損だよね。
こういう状況だって、楽しまなくちゃ。
友花のおかげで、少し前向きに考えれるようになったかも。