誰にも内緒の溺愛旦那様




「こちらでございます」


「ありがとう」




“孔雀の間”

と書かれた個室。





扉の向こうには、

畳の、広い和室が広がっていた。





「香住院長、お疲れ様です」


「松田くん、待たせて悪かったね」






黒いスーツを着た、男の人が立ち上がった。







「こっちが、娘の柚だ」













「こんにちは、柚さん。」



「柚、こちらは私の病院に勤める、松田大輝医師だ」



「まさか驚きましたよ、結婚してる娘さんとお見合いすることになるなんて」






< 158 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop