誰にも内緒の溺愛旦那様
「この個人病院、俺の医学部の同期が開業したんだ。ちゃんと女の先生だから、安心して。」
事前に、松田さんが予約を入れてくれた。
受け付け時間がとっくに終了してるのに、
快く了承してくれたらしい。
「俺は車で待ってるから。……ついていってもいいけど、俺と夫婦に思われちゃうよ」
それは嫌だ………
「じゃあ、あとでね、柚ちゃん」
看護師さんが、院内に入ったあたしに気づいて、
保険証を出してすぐ、問診票を渡した。
書いて提出して、
すぐ診察室に呼ばれた。