誰にも内緒の溺愛旦那様
流産なんて………嘘だっ…………
「柚!落ちついて……。ゆっくり、息吸って。」
「はあっ………はあっ……………」
「流産してないよ。柚」
颯さんが、ぎゅっと手を握ってくれた。
だって、颯さん……流産って………
「鳴海柚さん、落ち着いてください。
切迫流産は、流産しそうになっていたということです。」
男の人、
多分、この病院の産婦人科の先生。
「直接、切迫流産を治すことは出来ません。しばらくは、絶対安静です」
「ほ……本当に…………お腹の中に………ちゃんと…」
「しっかり、生きていますよ。一生懸命生きています」