誰にも内緒の溺愛旦那様
「よ………よかっ……」
「いいですか、絶対安静です。流産するところだったんですから。あと少しでも病院に来るのが遅かったら、………とにかく、安静にしていてください」
じゃあ………颯さんのおかげだ……。
「俺今日帰ってこれて本当によかった………」
「あたしも………会えてよかった……」
「マンションで、抱き締めてるはずの柚の力が抜けていって、意識を失ってた時は、我を失いそうになったんだ。……だから、ほんとよかった。柚も、お腹の中の子も、ほんとに……」
「颯さん…泣いてる……」
「あんま……見んなよ…。
ごめんな、今まで辛い思いさせて。柚を守るとか言っておいて、一人にさせてた。
……さっき、学校を辞めるっていってたけど、本当に…いいのか?」
「……はい」
「俺も……もっと側にいたいし、側にいてほしい………」
「はい、ずっといます………」